今年一年、大きな逆境の連続の年でした。会社が成長しているときは、常に逆境が訪れているものです。何も問題も無くうまくいくことはありません。どれだけ大きな逆境に遭遇して、それを乗り越えていくか。乗り越えるとさらに大きな逆境が与えられる。その連続が成功への架け橋であり、法則なのです。来年は、アクアメディカルの第二段階へステップアップする年になります。
今、大切なのは、「目標設定計画能力」と「危機管理能力」である。達成に向けていかに具体的確実性のある計画を組むか。もし、問題が起こったときでも、二重三重に解決策を見出せることが、迅速に出来るか。であり、「考えること」「行動」「結果」を一致させることになる。
今回、評価基準を見ていると、本人はそう思っているけど、上司はそう思っていない。ことや、自分が決めたことなのに、やっていない・出来ていない人が多い。
それは、経営計画書の達成率に現れている。上記が出来ている人は、経営計画書の達成もしているが、なかなか「思うように」なっていない人が多いように思う。
しかし、怠けていたわけではないと思う。達成できる計画書(設計図)を作っていなかったからではないかと思う。
「こうしたいと思っている」人は多いでしょう。たとえば、「金持ちになりたい」と思うとします。しかし、その人は、今は金持ちではないから、潜在的に常に「お金が無い」と無意識に否定的に考えてしまいます。
同じように、こうしたいと思っていても、出来ないかもしれないと同時に考えているとしましょう。
その思いの中で「計画書=設計図」を創るとどうなるでしょう。「このぐらいが精一杯だ」「これしか方法は無い」「私たちのレベルではこんな感じ」と自分の解釈で計画する。そして、うまくいかなかったら、「急な仕事が多くて計画が狂ったから・・・」「あ〜やっぱりダメじゃん」「私のせいじゃない」「こんなはずじゃなかった」と?
でも、「計画書に書いてあったことはやった。」だからOK!でしょうとなる。これでは、いくら一生懸命がんばっても会社はいつの間にかつぶれてしまう。どうして?
会社の達成とは、計画に書かれている「作業=解決策」を一生懸命に達成することではないからである。
たとえば、会社の達成が「信頼を得る」であれば、解決策の「マニュアルを作りその通りにやる」ことは達成ではなく、作業に過ぎない。信頼を得ることが出来なければ、すぐさま計画を達成できる計画に変更しなくてはならないのである。
よく、「しあわせになりたい」とか「お金持ちになりたい」という人が、なかなか「しあわせになれないんだよね。」「お金持ちになれないんだよね。」って言う。その人自身は、何をしたら良いかも分かっていて、その人自身の解釈でその通りにやっているけど誰も評価してくれないんだって言う。
本当にそうだろうか?「分かっている」「やっている」ってよく言うけど、何をわかっているんだろうか?何をやっているんだろうか?本当に何をしたらしあわせになれるのか、何をしたらお金持ちになれるのか自体分かっているのだろうか?
また、「出来ない」ではなくて、「したくない」ではないだろうか?
どうしてしたくないかというと、「何をしたら良いか分からない」とか「しんどいから・・・」とか「自分には出来そうに無いから・・・」とか「時間が無いから・・・」とか「めんどくさいから・・・」あげればきりが無い。
では、当然 しあわせになるのもめんどくさいんかなあ?しあわせになるのもしんどいからあきらめるんかなあ?
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